ASG

突如ラスクロ界に現れたアチャマスさん()が2014全国大会東京エリアトライアルにて使用し,7-1だったものの惜しくもオポネントで5位となったデッキ,「青紫『速攻』音楽家 - ASG」の紹介です.

大阪での大会で活躍された,みついさんとソートさんが作成したデッキ(https://twitter.com/legend_m/status/430725237433327616 & https://twitter.com/legend_m/status/430729957552046080)にインスパイヤされ作成したデッキになります.

それではリストと解説は続きからどうぞ.

CA CB CA CB
3 《戦雲の楽人》 2 3 《嵐の進撃》 3
3 《疾風の弓使い》 3 3 《サンダーバレット》 2 CB
3 《シグニィの風使い》 2 3 《郷愁の唄》 3
3 《征地の奇兵》 3 スペル 9
3 《わだつみの声 アンジュ》 1 CB
3 《後詰めの達人》 2 3 《時移しの魔笛》 3
3 《ゼノビア》 2 1 《青の宝樹》 2
3 《イースラ水軍兵》 2 CB ヒストリー 4
1 《周瑜》 2 CB
1 《軍馬の奇兵》 3
2 《霊薬士 マキナ》 2
3 《ゼフィロン飛雷隊》 2
3 《皇護の刃 イズルハ》 1 CB
3 《ハンニバル・バルカ》 1 CB
ユニット37

CA3:15 CA2:26 CA1:9 CB: 16

高ATKで殴れ!『速攻』で殴れ!3ターンで発展しない?あたりまえ!発展よりCBでアドとってけ!

多いダメージを与えられるように殴りたいけど全除去は怖い

ビートダウンのデッキとしては,いかに早い段階から,1ターンで多くのダメージを与え,相手のライフを削りきるかが重要となりますが,時代II以前では基本的にユニットのATKは2と横並びで,1ターンでの打点を上げるためにはユニットを多く並べるしかありません.しかし,相手より多くユニットを並べると,どうしても《龍王の厄災日》や《雷流術》といった除去によってアドバンテージを稼がれることになり,カード枚数で不利となってしまい,そのまま制圧されてしまうということになりがちです.

そこで,いかにユニットを多く並べず,単体のユニットのATKを高くして殴っていくことができるかという点に着目してデッキリストを変更していきました.

そこを意識して追加したカードは

  • 《後詰めの達人》 3枚
  • 《征地の奇兵》 1枚

となっています.《後詰めの達人》は,サイズは標準的でライフに通すことがしづらいように見えますが,青を含んでいるこのデッキでは《青の宝樹》によってサイズを意識することなくライフに通していくことが可能で,3体ユニットが並べば,それだけで時代IVのユニットかのような打点4を叩き出す隠れた達人でした.

《征地の奇兵》も元のリストでは2でしたが,《青の宝樹》とのシナジーで打点を強化することができたため1枚増量しました,また,変更前から採用されている,《ゼフィロン飛雷隊》も音楽家によるレベル変更によって時代IIからATK3で殴ることができます.

『速攻』は正義

『速攻』は単純にクロックのレースになったときにも有効に働きますが,特に白黒を相手にした際に活躍が期待できます.

  • 《ゼノビア》
  • 《ゼフィロン飛雷隊》
  • 《ハンニバル・バルカ》
  • 《シグニィの風使い》(時代III以降)

以上の4つのユニットが『速攻』を持っていますが,《龍王の厄災日》の返しに即座に打点を刻んでいけたり,出した直後に打点が増え,常にプレッシャーをかけることで相手の《停戦の使者》の消費速度を高めることで,リソースで有利となりそのまま押し切りやすくなる他,ブロック禁止をさせるカードが多く,橙を含むような大型のユニットを並べるデッキに対しても,《郷愁の唄》によるバウンスによって盤面のユニットを少ない状態で維持することが出来,横を素通りしてそのまま勝ちに行くプランを立てやすい点が強力でした.

CAよりカードパワーを重視,発展速度よりCBでのアドバンテージ重視

表1[CA3 15]

15

表2[CA3 18]

18

2つの表をご覧ください.CA3を15枚(私が使用した構築)と18枚(元のリストの構築)での,初手にアンジュがなかったときにマリガンをするという前提での時代発展のシミュレーションを行った結果です.

私が注目したのは,3ターン目(3回のクロノチェックの意),4ターン目に時代IIになっている割合,7ターン目,8ターン目に時代IIIになっている割合です.

CA1を9枚積むとなると,CA3が18枚でも3回では50%と,信頼するには到底不安な数字で,この数字を想定してデッキの動きを考えるのは無茶で,4ターンを想定した場合は15枚でも18枚でも93%弱と94%弱と大した差ではなく,また7ターンでも70%と3割は外れるとなると個人的にはあまり信頼できる数字ではないと感じたこともあり,8ターン目の93%での発展を考えたほうが,想定した動きをしやすいと考えたため,CA1の強力なCBによってアドバンテージを稼ぎつつ,プレイした際に強力なCA2のユニットを増強するという方向で構築を変更していきました.

後手となると,CBによって引っくり返すのが手っ取り早いという考え方もあります.

《サンダーアロー》ではなく《サンダーバレット》

発展杯の結果を見てのメタ予想として,紫単タケミカヅチのような2000以下を横に伸ばすデッキが少なからずいるということを想定し,2000以下を確実に減らせるだけでなく,CBが《意思を持った雷光》に致命的に刺さるという点と,CBデッキに対しても,相打ちすら難しくなる《ガイラントの謡い手》をピンポイントに除去できる点を評価し《サンダーバレット》を採用しました.

《雷流術》が抜けることでの《疾風の弓使い》/《周瑜》

ファッティを連打するデッキを相手に引いたときに,使い道がなく辛い《雷流術》の採用を0にするに際し,シナジーを形成していた《星屑の精霊》の役割が減るため,攻めているときに強い《疾風の弓使い》に変更.

《雷流術》が抜け,ウィニーに対して《イースラ水軍兵》という回答はあるものの,それだけでは心細いということで,EPICがダブることもない1枚枠として《周瑜》を採用しました.

《後詰めの達人》によって,ウィニーに対してもクロックでやり合えるというプランも考えていましたが,結局未検証です(投げやり)

最後に

元となったデッキを考えて公開してくださったソートさんとみついさんありがとうございました!